2017-06-22 くるくるくる 詩 木から漏れる音 手をかざすと故郷がよみがえる コンクリートに縛られて泥だらけの靴にはならず 前だけむいてせわしく歩く大人たち 肩にぶつかっても何も言わずただ時間に向けて歩いていく 星なんてないよ そう都会の人は言っていた だけど上むきゃ星が見える 花なんてないよ そう決めつけていた私 だけど下向きゃ一輪の花が咲いている だからぽむぽむとろりんぷりりんちょ